当院の検査について
最新鋭の
MRI・CT機器を
導入し、高精度な
検査を行います
脳神経外科の疾患は、早期発見と治療が非常に重要です。当院では、脳の疾患を早期に発見するために高度な技術を用いた検査が可能で、MRI、CT、エコー、脳波、心電図の5つの検査が提供されています。これらの検査は脳関連の疾患を診断するために必要です。定期的な検査を受けることで、命に関わる病気の発症を予防できます。
また、当院のMRI機器はアンビエントシステムの導入しており、
MRI検査中に映像と音楽を鑑賞しながら検査を受けることが可能です。
狭い所が苦手な方やお子様でもリラックスして検査を受けることができます。
当院のMRI検査のメリット
- 当日の撮影が可能
- 当日の結果説明に対応
- 検査時間最短9分
- 検査中も映像や音楽聴きながらリラックスした状態で検査可能
MRI検査
検査を
お受け頂きたい方
- 脳に関係する症状(めまい、頭痛、痺れ、物忘れなど)が現れている方
- 脳卒中になったことがある方・脳卒中を発症しないか不安な方
以下の疾患の
疑いがある方への
検査や経過観察
- 脳血管の病気(内頚動脈狭窄症・動静脈奇形・もやもや病・動脈瘤)
- 脳外傷における小さな傷
- 脊椎・脊髄の病気
- 脳の先天奇形
- 体の痺れ、震え
- 脳腫瘍
- 認知症の鑑別診断
- てんかん
- 意識消失
MRI検査とは?
強い磁力を用いて、体全体や脊髄、脳の形状を細かく調べる検査です。
放射線を使わないため、被ばくする心配はありません。
脳の検査
脳梗塞や脳腫瘍といった疾患の有無や水頭症や脳萎縮の有無などを把握するため、脳とその周辺を詳しく検査します。
脳血管の検査(MRA)
血管奇形、狭窄(血管が狭まっていないか)、動脈瘤(動脈の一部が不自然に膨らんでいないか)を把握するための検査です。
脊椎・脊髄の検査
脊髄の働きに差し支える腫瘍、脊髄の中の神経の圧迫、血流の低下といった病変の有無を調べるための検査です。
その他
他院からの依頼により、腹部のMRCP、肩、膝といった体全体の検査を行うことが可能です。
MRI検査の流れ
当院ではお体が入る筒の直径が大きいタイプの機種を設置しております。
また、音楽を聴いたり、映像を見ながらMRI検査が可能なため、圧迫感を軽減できる装置を導入しております。
他院のMRI機器で閉所恐怖症のため検査を受けることが困難であった場合でも検査が可能な場合があります。ご相談ください。医師と検査技師がしっかりと検査のサポートを行います。
- MRI検査用の問診表に必要事項の記入をお願いいたします。
- 担当から検査についての説明があります。
- 検査着に着替えて頂きます。
- 検査開始
検査を受ける方は横になった状態で、なるべく動かないようにして頂きます。
人により異なりますが、検査の時間は10~25分程度で終了します。 - 着替えて結果が出るのをお待ち頂きます。
※カラーコンタクトやアクセサリー類は外して検査をお受けください。
※検査中は大きな音がしますが、機械の音なので心配なさらないでください。
※検査中に気分が悪くなった方は、我慢なさらずに連絡ブザーでお知らせください。
CT検査
CT検査を
お受け頂きたい方
- 頭蓋内出血、脳出血の可能性がある
- 頭蓋骨の病気
- 頭にケガをして頭蓋骨骨折のチェック
- 水頭症
- その他の脳の病気
検査時間が比較的短いCT検査は、頭に衝撃を受けた小さな子どもや認知症を持つご高齢の方でも受けることができる検査です。さらに、体に金属がある方やMRI検査が難しい狭い場所が苦手な方も、CT検査なら受けることができます。
CT検査とは?
放射線を少量照射して、脳や血管の状態を調べるのがCT検査です。CT検査はMRI検査よりも短い時間で済むのが特徴です。この検査で脳を調べると、出血や骨折を発見できます。脳卒中や頭に外傷があって頭蓋内に出血がある場合、それが白く映し出されます。頭蓋骨の内部も多角的に映し出されるため、骨折箇所は誰でも分かりやすくなります。さらに、CT検査は四肢の骨折や胸腹部、肺の疾患を発見するのにも役立ちます。
CT検査の流れ
検査室の滞在時間は約5分、検査時間は約20秒~約1分です。
- 頭部CTの場合、着替えはありません。頭部以外は、服に付属する金属が画像に移り込まないように検査着に着替えて頂きます。
- 検査開始(検査中、患者さんは横になった状態で、なるべく動かないでください)
- 技師が検査中に流れをアナウンスします。
- 検査終了、検査結果の説明をいたします。
超音波検査(エコー)
超音波検査を
お受け頂きたい方
- 動脈硬化のリスクが高い方(糖尿病、高血圧、高尿酸血症、高脂血症、タバコ、肥満といった生活習慣病をお持ちの方)
- 頸動脈の狭窄により脳梗塞の可能性がある方
- 脳梗塞の原因として、心臓内血栓の有無チェックが大切のため、脳梗塞の疑いのある方はMRI検査と併せて超音波検査を行うことがあります。
頚動脈エコー検査とは
超音波を頸動脈に照射し、血管の壁や血液の流れを観察して、動脈硬化の進行を追跡し早期発見に役立つのが超音波検査です。この検査では、血管の内部を可視化し、血管の狭まりやプラークなどを調べます。脳梗塞の発症リスクや動脈硬化の程度を比較的簡単に評価でき、痛みを伴いません。
エコー検査の流れ
検査にかかる時間は約15~20分です。
- ベッドに仰向けで横になり、首に専用のゼリーを塗布し、エコーのプローブを当てて検査をします。
- 基本的に着替えは要りませんが、検査部位が出る服でお越しください。
心電図検査
心電図検査を
お受けいただきたい方
- 脳梗塞の既往がある方、脳梗塞疑いの方
- 不整脈、心肥大、狭心症、心筋梗塞、心筋症が疑われる方
- 動悸や胸痛、息切れなど心臓に関連する症状がある方
心電図検査とは?
心電図(ECG)検査は、心臓の拍動を電気の波形として記録し、心臓の状態を評価するための方法です。心臓が拍動する際に微弱な電流が生成され、それを検出して記録することで、心臓のリズムや機能に関する情報を得ることができます。この検査は非侵襲的であり、人体に害を及ぼすことはありません。
心電図検査の流れ
- 下着や靴下などを脱いだ状態で、横になっていただきます。
- 電極を付け、心電図を記録し検査終了です。(更衣も含め数分)
レントゲン検査
レントゲン検査とは?
レントゲン検査(X線検査)は、X線を使用して肺、腹部、骨格などの写真を撮影する検査です。X線が組織を通過しやすい部分は暗く表示され、透過しづらい部分は明るく浮き出て見えます。主に肺や腹部の状態を評価し、骨折や骨・関節の状態を診断する際に使用されています。
また、迅速に画像を取得できるため、日常の診断に広く利用されています。
レントゲン検査の流れ
- X線撮影を行う際、金属類、ボタン、湿布、エレキバン、カイロなどがあると、診断に影響を及ぼす可能性があるため、できる限りこれらを取り外してから撮影させていただきます。
- 検査部位によっては、息を吸って止めたり、息を吐いて止めたり、または呼吸は止めずに身体を動かさないようにしていただく必要があります。
- 検査部位によりますが、方向を変えて複数枚の写真を撮る必要がある場合があります。その際、患者さんには横を向いたり、足を上げたりなど、様々な体位をお願いすることがあります。